アルテリッカ新ゆり美術展2012 | ||
2009年3月の新ゆりプレ芸術祭美術展, 2010年3月のアルテリッカ新ゆり美術展2010, 2011年3月のアルテリッカ新ゆり美術展2011の成功を受けて、「アルテリッカ新ゆり美術展2012」を開催しました。期間中1641名の参観者を得て、好評裡に終了しました。 | ||
updated 2012.04.08 |
新百合21ビル多目的ホール(地下2階) | 図をクリックすると拡大 | |||
本事業は、川崎・しんゆり芸術祭2012(アルテリッカしんゆり)のプレイベントとして、あさおの優れた美術工芸作品の展示を通し、地域のみなさんとの芸術的交流を図ることを目的とします。 | ||||
アルテリッカ新ゆり美術展実行委員会 | ||||
(財)川崎市文化財団 | ||||
川崎・しんゆり芸術祭実行委員会 | ||||
「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム | ||||
本事業は、麻生区美術家協会と麻生区文化協会美術工芸部会のコラボレーションで行われます。両団体から選出された委員からなる実行委員会が事業の運営にあたっております。 | ||||
美術家協会選出 | 大前美登利(洋画)、佐藤英行(洋画)、塚田稔(洋画)、松田洋子(洋画) | |||
文化協会選出 | 菅原敬子(会長)、笠原恒子(副会長:書)、千坂隆男(副会長:写真) 山本絢子(美術工芸部会長)、阿部芳子(運営委員:いけ花)、岩田輝夫(陶芸) | |||
委員長 | 佐藤勝昭(美術家協会事務局長・文化協会総務) | |||
本事業においては、会場を半分にわけ、麻生区美術家協会の作品展示と、麻生区文化協会美術工芸部会の作品展示の2つが平行して行われました。 美術家協会は洋画・日本画・工芸の大作を展示します。文化協会は、麻生区いけばな協会会員の流派を超えた共作によるいけ花大作、書、写真、陶芸の展示に加え、文化協会主催の「民藝の女優さんを描くデッサン会」参加者の作品を展示しました。 | ||||
期間中の参観者 | 4/2 259名、4/3 85名(暴風雨により早終)、4/4 214名、4/5 233 名、4/6 325名、4/7 242名、4/8 283名 合計1,641名でした。4/3の暴風雨にもかかわらず、昨年なみ(50名減)の参観者にお越しいただき、出品者一同、深く感謝します。 | |||
ちらし[A4] | ポスター[A1] | 案内はがき |
毎日新聞2012.4.3 |
東京新聞2012.4.5 |
タウンニュース2012.4.7 |
■ 麻生区美術家協会 | ||||
美術家協会展示風景 | ||||
稲葉 雪子 | 水彩画 | 無所属 | 90x120 | 赤い花 |
犬飼三千子 | 洋画 | 新象作家協会 | 148x162 | 飛天 |
植田 葉子 | 洋画 | 写実画壇 | 140x170 | スペインカダケスの漁村にて |
大澤美樹子 | 工芸(染織) | 国画会 | 115x240 | 天と地を結ぶもの |
大前美登利 | 洋画 | 国画会、女流画家協会 | 200×200 | Singin' in the Rain |
尾田久美子 | 日本画 | 無所属 | 60×120 | 爛漫 |
杵渕やすお | 洋画 | 現代童画会 | 163x131 | 森の道化師たち |
佐藤 勝昭 | 洋画 | 日府展 | 163x131 | 早春の麻生不動院 |
佐藤 英行 | 洋画 | 二科展 | 195x130 | 柿 |
志村 幸男 | 洋画 | 白日会 | 110x162 | 晩秋の里 |
塚田 稔 | 洋画 | 日府展 | 227x181 | 壁面のグラフィティ |
西野 優子 | 洋画 | 独立美術家協会 | 163x131 | 穴/未来 |
福家 悦子 | 日本画 | 日本美術院 | 163x163 | 望郷 |
藤井 繁 | 洋画 | 二紀会 | 194x162 | 無関心なつがい |
松田 洋子 | 洋画 | 無所属 | 115x165 | 帰還 |
安富 信也 | 洋画 | 国画会 | 240x148 | 青の十字架(詩篇) |
山口 愛美 | 洋画 | 春陽会 | 163x131 | 寂しがり屋の女王様 |
山口 小枝 | 工芸(織) | 国画会 | 190x66 | Buildings |
山田 土筆 | 日本画 | 無所属 | 170x120 | 落葉路 |
■ 麻生区文化協会 | ||||
大川 惠翆 | 「一瞬の風」 | |||
笠原 秋水 | 「絶望との闘い」 | |||
笠原 逍汀 | 百田宗治詩「怒っている海」 | |||
木村 幾月 | 「鳳鳴朝暘」 | |||
城島 紅秋 | 「無限妙理有静中」 | |||
渡邊 芳園 | 蘇軾「後赤壁賦」 | |||
小田島紀美 | 「麻生川の桜」、 「春待つ梅林」 | |||
小田島 寛 | 「斜照に映え」、 「甍の先に」 | |||
千坂 隆男 | 「七草畑の春」、 「趣味に生きる」 | |||
西井 和子 | 「鴨の親子」、「蝶と黄秋桜」 | |||
英 径夫 | 「ボケの花」、 「豊熟への祈り」 | |||
森 妙子 | 「梅香の中で」、「私の好きな道」 | |||
山本 彬夫 | 「浅春」、「雪の朝」 | |||
池部 健 | 「赤志野花入れ」、「赤志野タタラ皿」、「志野花入れ」、「鉄釉ランプシェード」 | |||
岩田 輝夫 | 「倒木の根」、「海老文大鉢」、「柿釉野葡萄文鉢」、灯具「アマゾンの食虫植物」、灯具「マリア・テレジアのお忍び山荘」 | |||
内野 勝雄 | 「青白磁鉢」、「青白磁花器」、「灰釉ランプシェード」、「上絵付け山吹文鉢」、「織部角鉢」 | |||
太田 博三 | 「聖母子」、「生誕」、「薔薇」、「想夫恋」 | |||
深野 怜 | 「象嵌織部花器」、「色絵山吹文皿」、「染付冬景色皿」、「色絵草花文花生」、「白磁波線彫香炉」 | |||
「春」麻生いけばな協会36名が前後期にわけていけ花作品を展示します。 | ||||
前期(4/2-4/4) | 青木霞洋 麻生静美 井上靖子 上田敬子 大川緑靖 小澤洋子 北村美知子 北村礼窓 木村緑星 日下部理秀 熊木理康 倉田理貴 小疇禮子 田内志保 田中節子 平松由翠 福井 舞 藤谷理美 吉田 郁 | |||
後期(4/5-4/8) | 阿部芳翠 天田香苑 板垣和月 井上暁雪 碓井照代 小川露風 小澤誠弓 河内山豊道 木戸豊英 鮏川江美子 佐藤紫淑 菅原紫智 鈴木日出子 田中草雅 照沼妙子 長澤紫順 藤本芳英 |
■文化協会主催 「舞台衣装を着けた民藝の女優さんを描くデッサン会」参加者作品展 | |
麻生区文化協会では、発足以来27年にわたって、黒川に稽古場がある「劇団民藝」のご協力を得て、「舞台衣装の女優さんを描くデッサン会」を企画し、一般の方の参加を募って開催してきました。デッサン指導には、麻生区美術家協会の画家があたってきました。この展示は、デッサン会参加者による作品展です。 |
青木純子、青木康栄、浅野鴻志、荒西 晴子、淡田俶子、石坂 敦生、伊藤宏、臼井有子、江渡信子、岡本 欣三、笠原裕子、かとうさちこ、木藤允子、鯨井恭子、熊野亨、齋藤聖子、斉藤英樹、柴田照代、鈴木十四夫、高橋英美、滝澤美恵子、中野菁子、西 東十郞、根本 衛、平岩研三、馬嶋和子、松尾謙一、茂木 弘、梁瀬 永子、山崎 省三、吉岡まり子、吉澤久美子、米澤晶子、和田 紀一 |
■特別出品 (劇団民藝) 滝沢修自画像 |
滝沢修作品展示の経緯 「俳優にとって絵を描くことは観察眼を養うことになるのだから、日常から人を観察していなければならない」というのが、劇団民藝の創始者の一人である滝沢修先生の教えでした。また、「劇団は常に地元と交流を深めていくことが大切」とつねづね言っておられたそうです 。* 麻生区文化協会が、発足以来27年にわたり、「舞台衣装を着けた民藝の女優さんを描くデッサン会」を開催できたのは、滝沢先生のこのような考えがあればこそ可能になったことでした。 このたび、アルテリッカ新ゆり美術展にこれまで一般の目に触れることのなかった滝沢修先生の扮装画と自画像の2点を展示できる運びになったことは本当に光栄に存じます。劇団民藝のご厚意とご配慮に深く感謝します。 アルテリッカ新ゆり美術展実行委員会 委員長 佐藤勝昭 * 田口精一ギャラリートーク「役者が絵をかくとき」 麻生区文化協会会誌 からむし51号 (2011年9月30日発行) p6. による |
「るつぼ」のダンフォースに扮した滝沢修(50号) |
75歳の自画像(12号) |