エレクトロニクスII 佐藤勝昭教授(量子機能工学研究室)2002年度後期第5回配付資料 H14.11.15
金曜日1限 12番教室 テキスト「電子回路」
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第4回講義の復習
半導体の実物を回覧した。ACアダプタを分解した物を回覧し、ダイオードが使われていることを確認した。
ダイオードについて学んだ。
キーワード:n形半導体、p形半導体、pn接合、空乏層、拡散電位(内蔵電位)、
整流性、
第5回の授業内容
整流性:ダイオードは、理想的にはスイッチと考えられる。
順バイアス:スイッチon、逆バイアス:スイッチoff(
ダイオード回路の動作点を決める。
動作点とは、ダイオードに実際にかかっている電圧と、流れている電流で表される点
ダイオードのIDとVDの関係はグラフで与えられる。キルヒホフの法則からID=(E-VD)/R
両方を満足させるのは、交点である。これを動作点という。
別紙の問題5をグラフを用いて解け。
整流回路:半波整流回路と全波整流回路(教科書p.16)
ダイオードブリッジによる全波整流回路
デバイス:可変容量ダイオード、高周波ダイオード、電力用ダイオード、
ツェナーダイオード、トンネルダイオード
発展:光と半導体;
フォトダイオード・太陽電池と光起電力効果
発光ダイオード(LED)と半導体レーザ(LD)
演習:ダイオード回路(プリント:教科書)