菅原敬子会長就任の挨拶

「わがまち麻生」の文化度をさらに高める活動を 麻生区文化協会 会長 菅原敬子
 平成 20・21年度の会長を仰せ付かりました.
 歴代の立派な会長の方々のように、実りある運営ができるのかとの思いですが、一生懸命やりますので、どうぞ宜しくお願い致します.

第 1は、
 麻生区には、学者・音楽家・書道家や広い分野で活躍されている文化人が多く住んでおり、文化に対する温度が高く、いわゆる文化度が高い区といわれています.
そのような良い環境にある麻生区文化協会は、それだけでも十分有難いことでありますが、その環境を生かし文化協会の各部会の充実、ひいては会員相互の切瑳琢磨による質のいっそうの向上をも目指していく必要があります。
 会員の多くは、趣味を越えた各部門の知識や技能や技量をもつ専門的な人々であり、文化協会の活動に存分に生かしていただきたいと思います。
それをとおしてお互いがより刺激をし合い、或いは違う分野の人々との丈流をとおして、お互いが高めあってこそ協会としての意義も高まるのではないでしょうか.
 ちがう分野の人々との交流をとおしてお互いが高め合ってこそ、協会としての意義も高まるのではないでしょうか。違う分野の事業にも皆で協力し参加し盛り立て、会員みんなの文化協会となるようにしたいと思っています。
全員の知恵とカで連携を図り、一層絆の強い会に育てていきましょうそのためにカを尽くしたいと思います。

第 2は、
 芸術のまち作りを進めている川崎の拠点施設が麻生区に次々と生まれ、着々と地域に根を下ろしています.
 日本映画学校や昭和音楽大学・アートセンタ-等の活動をみる時、麻生区文化協会もこれらの活動ともっと連携を図っていく必要があるのではないかと思います.そのための働きかけをしていく必要があるのではないでしょうか。
 また、文化協会に加入していないけれども、多くの市民・区民の方々が多彩な文化活動を展開しています。これらの活動にも学び共にできるところはカを借りたいと思います.
I文化協会の門を開いて、それらの人々や団体と共に麻生の芸術のまち作りを進めていけたらと思います。

第 3は、
 来年は麻生区文化協会の創立25周年を迎えます。
 多くの参加者によって成功裏に終わったデッサン会、これから実施される「夏休み親子教室」、文化祭などの事業を滞りなく進めると共に、これらの活動を基により広い市民・区民の参加も期待できる麻生区ならではの事業について、考える機会を作っていきたいと思います。
「あさお古風七草粥の会」等は麻生区ならではの文化を育み、市民・区民に温かく受け入れられています。これらに見られるような知恵を基に、創立25周年に向かって皆で考えていきたいと思います。

 以上のことを実現するために私も微力ではありますが会員の皆様とともに考え活動しつつ歩んでいきますので、どうぞ宜しくお願い致します。